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Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-02
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INSERT

INSERT文は、表に行を追加します。

次の式は、INSERT文のVALUES句の中で使用できます。

アクセス制御

TimesTenインスタンスでアクセス制御が有効な場合、この文にはWRITE権限またはデータ・ストア・オブジェクトの所有権が必要です。

SQL構文
INSERT INTO [Owner.]TableName (ColumnName )
VALUES (SingleRowValues)
パラメータ

INSERT文には、次のパラメータがあります。

[Owner.]TableName
データを追加する表です。
ColumnName
値を指定する列です。
表の列を列名リストで省略した場合は、INSERTコマンドによって、省略された列にNULL値が割り当てられます。省略した列に表定義でNOT NULLが指定されている場合、その列にデフォルト値が定義されていなければ、INSERTコマンドは失敗します。
CREATE TABLE文で指定された順序と同じ順序で表のすべての列に対して値を指定する場合は、列名リストを省略できます。指定する値が少なすぎる場合は、その他の列にNULL値が割り当てられます。
VALUES
列名リスト中の列、または列名リストがない場合はCREATE TABLE文で指定した列に対応する値です。また、順序CURRVAL列を表に挿入できます。
SingleValue
固有の単一の値の定数です。
SingleRowValues
単一行を挿入するときに列の値を定義します。SingleRowValuesの構文が続きます。